既にYouTubeでも数多くの試乗動画がアップされている、注目の新型車MAZDA3ですが私もFASTBACKとSEDANの両方に試乗してきました。
カージャーナリストも絶賛している新型MAZDA3は本当に良い車なのか私なりに感じたことを書いて行きます。
先ずはFASTBACK(15S Touring)から試乗しました
新型MAZDA3の発売日である2019年5月24日(金)の夕方にディーラーの担当の方から試乗できる旨の連絡があり、翌日の午後14:00から試乗の予約をしました。
翌日、14時にディーラーに行くと、先日、店舗内に置いてあったFASTBACK(15S Touring)が試乗できる状態で駐車場に置いてありました。
FASTBACK専用色であるポリメタルグレーメタリックの車体は、見る角度によって車体に映る風景によってキャラクターラインのないハリのあるボディが映え良い感じです。
早速、シートに座りシートポジジョンを合わせます。1.5Lはシート調整は手動レバーでした。しかし、ステアリングはテレスコピックもついておりシートポジション調整は不満なく良いポジションを取れるようになっていました。
さて、MAZDA車共通のオルガンペダルのアクセルを踏み、走り始めました。2Lエンジンに乗っていないので比較のしようもないのですが、街中で流す分には特に非力な感じはありませんでした。
足回りの動きは18インチタイヤを履いているのですが、ゴツゴツした感じはなく非常にしなやかな動きをしており左右カーブが続く道路を走る時も気持ち良い感じでした。
試乗なので無茶な運転は出来ませんが、非常に素性の良い足回りの持ち主であることはわかりました。
また、エンジンノイズやロードノイズの侵入が少なく、非常に静かで快適な車内空間でした。
内装も質感が非常に高く満足できる出来
内装に関しても、15S Touringは新型MAZDA3 FASTBACKでは下から2番目のグレードであるにも関わらず安っぽさは一つもありません。
手を触れる部分は全てソフトパッドできちんと糸でステッチされておりダッシュボードもプラスチッキーな感じは全くなく、クラスを超えた質感で非常に高級感のある内装となっています。
ステアリングもどのグレードも革張りのステアリングです。運転しているときに一番触れているところが、下位グレードでも樹脂ではなく革張りで仕上げてあるのは、今回の新型MAZDA3に対してメーカーが非常に力を入れているのが分かります。
メーターパネルの7インチTFT液晶メーターやオーバーヘッドディスプレイも全てのグレードで標準装備で1.5Lのグレードでも、十分に所有してる喜びを感じさせてくれます。
また、オーディオスピーカーもBOSEではなくても、車内の遮音性の高さと相まって十分な音質で中々快適なオーディオ空間になっていました。
廉価グレードでも十分な出来栄え
今回、試乗したのは新型MAZDA3 FASTBACKの15S Touringという下から2番目の廉価グレードでしたが十分に所有した時に満足するに足りる出来栄えであり、廉価グレードであるとは思えないものでした。上位グレードに比べて多少の装備の違いはありますが、全然ありだと思いました。
ディーゼルの新型MAZDA3 SEDAN XD PROACTIVE Touring Selection も試乗しましたので、次回はガソリンおよびFASTBACKとの違い等も含めて書きたいと思います。