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2019年5月15日水曜日

NISSANリーフの一泊二日試乗無料モニター体験をしてみました


NISSANのピュアEVであるリーフですが、一泊二日試乗無料モニターキャンペーンを展開していることを皆さんはご存知でしょうか。
今乗っている車が日産車なので、いつもお世話になっているディーラーさんの試乗車のLEAFで一泊二日試乗を体験して来ましたのでその感想を書きます。


手続きをしたら早速試乗開始です

出典:https://ni-sapporo.nissan-dealer.jp/store/125/index.html

ディーラーさんの開店時間である9:30に合わせてディーラーさんを訪問すると、今回試乗するリーフが充電されていました。
早速、店内でリーフの一泊二日試乗無料モニターキャンペーンの手続きをします。注意事項や急速充電スタンドを利用するためのパスワード番号発行等をすると、試乗ができる様になります。
通常の試乗はディーラーさんの近所をぐるっと回っておしまいですが、一泊二日試乗では自分の好きなところを運転できますし、高速道路も走れるので車の性質をしっかりと感じることができるので楽しみです。
さて、手続きが完了したので、早速試乗開始です。


1日目は自宅から隣町まで行ってみました

出典:https://www.zaikei.co.jp/photo/438820.html

最初に触れたとおりリーフはピュアEVです。ディーラーさんを出発するとき、100%充電状態で走行可能距離は280Kmを表示していました。普段乗っている車は満タンで走行可能距離500Km超えを示すので、心理的には心許ない感じがしました。
まずは、ディーラーさんを出発し自宅へ向かいました。(ディーラーさんと自宅は17Kmほどの距離)
リーフの売りの一つであるワンペダル運転が可能なe-pedalはオンの状態で走りました。自分の車のe-POWER-Driveでワンペダル運転は慣れていますが、e-pedalはアクセルを離した時のブレーキの効き具合がe-POWER-Driveよりも強いです。より安心感を感じました。
自宅に着いた時にはまだ電費計の距離は当然ですがさほど減っていません。
ピュアEVの高速道路での電費や走りが気になったので、自宅から隣町の岩見沢市まで高速道路で向かいました。高速道路合流時の加速は気持ち良く加速します。本線合流後、時速100Kmで巡行すると普通に走りますが、エンジン音がしなく静かです。しかし、高速巡行では充電残量がどんどん減っていくのが分かります。これは普通の自動車より心理的圧迫感があります。
さて、岩見沢市に着いたので一休みした後に帰りは一般国道で自宅まで戻り、自宅近辺を少々走って1日目は終了です。この時点で走行可能距離は200Km強残っていました。


走りはいいが電費にヒヤヒヤ、充電に時間がかかる

出典:https://ni-sapporo.nissan-dealer.jp/store/350/index.html

2日目は暫く行っていなかった小樽市まで高速道路を使ったロングドライブです。自宅から小樽市までは56Kmほどの距離です。
自宅を出発するとすぐに高速道路に入り時速100Kmでの巡行を続けました。すると、やはり電費計の充電残量はどんどん減り走行可能距離も短くなっていきます。この減るスピードの速さは、やはり心理的圧迫感が強いです。
小樽市に着く頃には充電残量は20%程度となり走行可能距離も50Kmくらいだったかと思います。
このままではディーラーさんへのリーフの返却まで心細いので、札幌日産小樽運河店さんで高速充電をしました。高速充電は1回に30分かかります。1回目の完了時で充電70%、続けて2回目で90%まで充電できました。普通の車であれば満タンにするのに数分で終わりますが、EVは時間が掛かります。この1時間は札幌日産小樽運河店さんでコーヒーを飲み雑誌を見ながら待たせて貰いました。


街乗り中心なら良いが、長距離必須ならe+か

出典:https://newsroom.nissan-global.com/releases/190109-00-j?lang=ja-JP&rss

小樽からディーラーさん迄は一般国道等の下道を使って走りました。下道の車速ペースだと、電費計の減るスピードは遅くリーフの特性として時速100Km以上の巡行では電費が悪くなる傾向があるということが分かりました。
さて、リーフにはバッテリー容量が40KWhの通常モデルと最近追加されたバッテリー容量が62KWhのリーフe+というモデルがあります。この2つのモデルではWLTCモードで走行可能距離が322Kmと458Kmで136Kmの差があります。
普段の街乗りがほとんどであるのであればリーフで充分だと思いますが、私の場合は実家が遠く、遠乗りが必須になってしまうのでリーフe+になるのかなと思っています。
ただし価格差も大きく、私の様に雪国で冬装備(スタッドレスタイヤセット、スノーブレードセット等、結構バカにならない価格が付加されてしまう)が必須だと余計にオプションが必要になり500万円程度の価格になってしまいます。
そうなると、価格に対して内装の質感などがチープな感じが否めずそこまで出して買うか迷いますね。


ということで、NISSANリーフの一泊二日試乗無料モニター体験で感じたことでしたが、最近はたのメーカーでも一日試乗をやっているところ(たとえばVOLVOさん)も出て来ているので、買う側としては購入前にじっくり試乗してその車の資質がわかった上で検討できるので、もっと増えてほしいものです。
最近少しづつ増えて来ているピュアEVですが、どの車も高額です(バッテリーがその主要因)。購入を検討する方はその先進性や環境負荷軽減に貢献できる喜びなどが、心理的要因になるのかなと思います。